国立環境研究所 資源循環領域 夏の大公開

国立環境研究所こくりつかんきょうけんきゅうしょ 資源循環領域しげんじゅんかんりょういき

なつ大公開だいこうかい

令和3年7月17日(土)開催

国立環境研究所は今年の夏の大公開をオンラインのみで令和3年7月17日に開催します。資源循環領域では、下記のイベントを行いますので、ぜひ参加してみてください。なおイベントではZoomというオンラインミーティングツールを使用しますので使い方は こちら をご覧ください。

開催時間:13:00から30分毎

きみ名探偵めいたんてい ~ねらわれたマスクをまもれ~

探偵事務所たんていじむしょ紛失ふんしつマスクの調査依頼書ちょうさいらいしょんでいた探偵たんていが、調査ちょうさかろうとしたところ、ドアの隙間すきまから不審ふしんなカードがれられていることにづきました。ってんでみると・・・・・

怪盗かいとう じゅんから「国立環境研究所こくりつかんきょうけんきゅうしょにあるマスク100まいいただきます」という予告状よこくじょうとどきました。マスクをぬすまれないよう、今すぐ飛行機ひこうきでつくばへかい、上空じょうくうで8つのなぞき、マスクをまもってください。飛行機ひこうきへの搭乗とうじょうにはZoomへの参加さんか必要ひつようになります。使つかいのZoomアプリは最新さいしんバージョンに更新こうしんしてください。

図1

※HD画質以上のパソコン、タブレットに対応しています。スマートフォンでは表示が崩れますのでご注意ください。

開催時間:第1回 14:15~14:45 第2回 15:45~16:15

廃棄物研究の実験装置バーチャル見学会

廃棄物研究の実験装置を資源循環領域の研究者がオンラインで紹介します(Zoomによるライブ配信)。見学会では実験装置に関してだけでなく、資源循環・廃棄物処理に関する様々な疑問もお寄せください。

開催時間:15:00~17:00

最終処分場研究の最前線

ものづくりや消費の様々な場面で環境配慮と資源循環がすすんでいくこれからの未来では、最終処分場に求められる機能も大きく変わっていきます。本企画では最終処分場研究の最新の動向について紹介します。ごみの行方に興味のあるかた、将来の資源循環のありかたに興味のあるかた、ぜひご参加ください。

プログラム紹介

講演1  廃棄物処理と埋立地の歴史

山田 正人(国環研)

廃棄物処理の始まりと、野積み、衛生埋立、Engineered Landfill、Dry-Tomb、準好気性埋立、Bioreactor Landfillなどの埋立地技術の歴史をご紹介します

講演2  水銀廃棄物の登場

高岡昌輝(京都大学)

水銀に関する水俣条約をきっかけとして、水銀使用禁止が社会に与えた影響や、環境放出防止対策についてお話しします。

講演3  バーチャル最終処分場の開発

石森洋行(国環研)

「数値埋立工学」という新しい学問分野の可能性について、遮断型最終処分場のシミュレーションモデルの開発を実例としてご紹介します。

講演4  ファイナルシンクとはなにか

東條安匡(北海道大学)

廃棄物処理における「ファイナルシンク」のコンセプトと、世界および日本での議論についてご紹介します。

講演5  最終処分場の未来

石垣智基(国環研)

革新的な物質フロー達成に向けて始まった新たな研究のうち、最終処分場に求められる役割や技術開発の方向性についてご紹介します。

質問・コメントにお答えする時間

 

チャット欄から寄せられたご意見に、講演者がお答えします。